当たってしまいました。コレ↓が・・・
ガリガリ君の当たり棒
当たってしまったと、なんだか残念な言い方をしたのにはわけがあります。
10年以上前のことですけど、こんな出来事があったのです。
それは暑い夏の日のことでした。ぼくはガリガリ君の当たり棒を手に、近所のコンビニに行きました。
いい歳をした大人が、当たり棒でアイスをもらうだけでコンビニを出るわけにはいきません。なので、のど飴を買うことにしました。
右手にのど飴、左手に当たり棒とガリガリ君。店員にわかりやすいように、
「えっと、(右手の)これは買うやつで、(左手の)こっちのはこの《当たり》でお願いします」
明確に伝えて、さささっとコンビニを後にするつもりでした。背後の人に、
〈あのおっさん、いい歳して当たり棒で交換かよ〉
なんて思われたくないので、誰もレジに行こうとしていないタイミングを見計らって、シミュレーションどおりに行動したのですが・・・
なんだかのほほんとした若い店員さんは、
「えっと、あ、ちょ、ちょっと待ってください」
とぼくに言い、
「すみません! 店長、ちょっといいですかぁ!」
と、店の一番はしっこで商品の補充をしていた店長らしき人を、店中に響き渡るぐらいの大声で呼んだのです(@_@;)
「こちらのお客さんが、アイスの当たりの棒を持っていらしたんですけど・・・」