わかりやすくて、ベタで、もどかしい展開がいいんです。
引っ越してきた隣人の家に棺桶が運び込まれるのを見た主人公の少年が、
〈ヴァンパイアなんじゃ・・・〉
と思っていたら、連続して行方不明になっている失踪事件の被害者たちを隣家で何人も見かけたことで、
〈これはもうヤツがヴァンパイアに間違いない!〉
と確信した矢先に、隣人が女性の血を吸うところを目撃するのですが、そのとき隣人と目が合ってしまうんですヽ(#゚Д゚)ノ
〈ヤバっ! 見られた!〉
となり、母親や(主人公は母子家庭)、警察に言うのですが、ヴァンパイアだなんて何をおかしなことを言ってるんだ、となり、主人公は嘘つき少年のレッテルを貼られてしまうんです。
で、これはもう親や警察に頼れらないから、
〈自分で倒すしかない!〉
という流れになり・・・と、少年がヴァンパイアに立ち向かうのですが、
隣人が鏡にうつってないのを目撃したり、自分がヴァンパイアだと悟られた隣人が少年の母親と仲良くなっていたりと、ベタなハラハラドキドキ感満載なのですが、
この映画は1985年製作のものなんですけど、
こっちは2012年のリメイク版で、
これも、だいたい同様の展開なのですが、
違うのは、息子に言われて母親も隣人がヴァンパイアなことに気づき、息子と息子の彼女の3人で家から逃げ出すのですが、隣人ヴァンパイアはターミネーターのごとく執拗に追いかけてきて・・・と、
オリジナル版は心理的な怖さで勝負していたのに対し、リメイク版は視覚的な怖さで攻めている感じです。
ちなみに、
ヴァンパイアには《招かれないと家の中に入れない》というよくわからないルールがあるらしく、
なので、ヴァンパイアは勝手に家の中には入ってきません。必ず、
「入っていいですか?」
と訊いてきます。で、