フォッシーはゴリラたちと心が通じ合うようになります。
絶滅寸前のゴリラの頭数や状況の把握がフォッシーの仕事でしたが、ゴリラに対して仕事ではなく深い愛着を覚えたフォッシーは、内戦や、密猟者や、動物園業者とも諍うようになります。
母ゴリラを殺されてさらわれた子ゴリラを奪い返して、いっしょに暮らしたり、
現地で知り合った男性と愛し合うようになっても、愛よりゴリラを選んでアフリカに残ったり、
密猟者たちのアジトに火を放ったりと、
ゴリラを愛するあまり、ちょっとひくぐらいの強引さで周囲の制止を振り切って行動するフォッシー。
彼女の奮闘のおかげで、現在マウンテンゴリラが絶滅せずにいるらしいです。
ですが、そんなフォッシーのやや独善的な行動が恨みを買ったらしく、1985年12月26日にフォッシーは何者かによって殺されてしまいます(>_<)
後にフォッシーとともに働いていた2人のスタッフが有罪判決を受けますが、2人は事件への関与を否定していて、この映画は『愛は霧のかなたに』なのですが、フォッシーの死は《真相は霧のかなたに》なのです。
この映画はフォッシーの死後3年目に映画化されており、当時は話題が新鮮なうちの公開だったせいか、映画はスマッシュヒットしました。ダイアン・フォッシーの功績に拍手を送るべく、映画もぜひご覧いただきたいのですが・・・
知ってましたか?
ゴリラのドラミング(胸を叩く行動)はグーではなく、パーでやっているということを。
そして、その音は静かなジャングルでは2キロ先まで聞こえるということを。2キロっていったら、うちの店から新越谷の手前までですよ!