先日の定休日に錦糸町の映画館で観てきました。
『ある男』
《愛したはずの夫はまったくの別人でした》
って、どういうことなのでしょう。あらすじはというと・・・
宮崎の田舎で暮らすバツ1子持ちの里枝(安藤サクラさん)は、どこか陰のある大祐(窪田正孝さん)と知り合い、
結婚し、ふたりの子供も生まれてしあわせだったのですが、
ある日、大祐は仕事中の事故で他界してしまいます。
大祐は家族とは疎遠になっていて、それまで里枝は大祐の家族と会ったことはなかったのですが、実家は伊香保で温泉旅館を経営していて兄がそのあとを継いでいると聞いていたので、それを調べて大祐の死亡を連絡すると、その兄が宮崎までやって来て、
「家を出て行ったっきりまったく連絡もしないと思ったら、いつの間にか結婚していて、こんな田舎で死んでしまうなんて、最期までみんなに迷惑をかけるやつだ」
みたいなひどいことを言ったあと、仏壇の遺影を見て、里枝にこう言いました。
「この写真、大祐じゃありませんよ」
え? 谷口大祐と名乗っていた夫が、じつはそうではない?? 何か犯罪にからんでいるのか、それとも・・・
里枝は離婚のときにお世話になった弁護士・城戸(妻夫木聡さん)に相談します。